テストNo.297 アジア五カ国対抗 第1戦 フィリピン代表戦

平成26年(2014)5月3日 G:カランバ R:アーロン・リトルウッド(SIN)

日本代表 99-10 フィリピン代表●

No.535★297 第15回IRBアジア五カ国対抗 第1戦 フィリピン代表戦
2014年5月3日 G:カランバ R:アーロン・リトルウッド(SIN)
日本代表 99 10 フィリピン代表
1 三上 正貴(東芝) 45 10 1 デイビッド・ロビンソンポルキー
2 湯原 祐希(東芝) 54 0 2 オースティン・ダキャネー
3 畠山 健介(サントリー) 3 フィリップ・シンクレア
4 ジャスティン・アイブス(キヤノン 7 T 1 4 デイビッド・フィーニー
5 伊藤 鐘史(神鋼) 5 G 1 5 ステファン・ハワース
6 ヘンドリック・ツイ(サントリー) 0 PG 1 6 クリストファー・アンダーソン
C7 リーチ マイケル(東芝) 0 DG 0 7 ティモシー・ブヒーニ
8 ヘイデン・ホップグッド(釜石SW) 8 サミュエル・ベネッツ
9 日和佐 篤(サントリー) 8 T 0 9 ジェイク・レッツ
10 田村  優(NEC) 7 G 0 C10 オリバー・サンダーズ
11 松島 幸太朗(サントリー) 0 PG 0 11 ケネス・スタン
12 中村 亮土(サントリー) 0 DG 0 12 ジャスティン・コベニー
13 村田 大志(サントリー) 13 マット・サンダース
14 藤田 慶和(早大) 7 10 14 ハリー・モリス
15 五郎丸 歩(ヤマハ) 15 アレクサンダー・アロンソン
交代【日】内田啓介(パナソニック)⑨、大野均(東芝)⑧、長江有祐(豊田自動織機)①、木津武士(神鋼)②、山下裕史(神鋼)③、堀江恭佑(ヤマハ)⑥、林泰基(パナソニック)⑫、廣瀬俊朗(東芝)⑩ 【フ】エバンス・アタンディ⑦、アストレー・ヘナード⑤、グレン・パワー③、ダラン・シート⑥、ダニエル・メローズ②、バーガス・ミトラ①、グレオ・ゴメス⑨、ジョン・ハミルトン⑭
得点者:Tアイブス、ツイ2、ホップグッド2、松島2、藤田3、五郎丸、長江、木津、堀江(恭)、内田、G五郎丸12

 ピッチ上の体感温度は間違いなく40度に迫り、雑草のような芝とロッカールームもないクラブハウスが日本を待ち受けていた。

 1年前に福岡で121-0と大勝している相手に対して、日本はキックオフからFLヘンドリック・ツイが簡単にフィリピンのディフェンスを突き破り、ノーホイッスルトライで先制した。ところが、4分に縦に短いグランドというホームアドバンテージを生かされ、フィリピンSOオリバー・サンダーズにハーフウェイライン付近からPGを決められ、5分にはパスインターセプトからのトライも奪われ逆転を許す嫌な流れとなる。それでもテストマッチで初めて日本代表を率いることになったFLリーチ マイケル主将が試合後に「自分たちのやりたいプレーをするということだけを考えていた。前半はできていたと思う」と振り返った通り、若手も多かった日本に全く動揺は見られず、10分に再びツイのトライで逆転。あとは平均して5分に1本のペースでトライを重ねて、最終的には百点ゲームには1点届かなかったものの、99-10という大差で過酷な条件の初戦をものにした。