テストNo.365 リポビタンDチャレンジカップ2022 ウルグアイ代表戦 第2戦

令和4年(2022)6月25日 G:ミクニワールドスタジアム北九州 R:グラハム・クーパー(AU)

日本代表 43-7 ウルグアイ代表

対戦日2022/06/25 (土) Kick off15:02
競技場ミクニワールドスタジアム北九州 観客数11,664人
天候くもり時々雨/弱風 グラウンド
状態
良い
ドクターCMO:村上秀孝 MDD:川添輝・山口徹
記録係石川滉憲
レフリーグラハム・クーパー(オーストラリア協会)sign
アシスタントレフリー

マイク・フレイザー(ニュージーランド協会)

ルーベン・キーン(オーストラリア協会)

稲場義史・古瀬健樹・久保修平

マッチコミッショナーsign
TMOオリバー・ケレット(オーストラリア協会)
サイティングコミッショナーアザー・ユソフ
タイムキーパー小山知洋
日本代表 (2022夏)
# Name(cm/kg/Age)
所属
Pos.
1 稲垣啓太(186/116/32)
埼玉パナソニックワイルドナイツ SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
FW
2 坂手淳史(180/104/29)
埼玉パナソニックワイルドナイツ SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
3 木津悠輔(178/112/26)
トヨタヴェルブリッツ TOYOTA VERBLITZ
4 ジャック・コーネルセン(195/110/27)
埼玉パナソニックワイルドナイツ SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
5 ワーナー・ディアンズ(201/117/20)
東芝ブレイブルーパス東京 TOSHIBA BRAVE LUPUS TOKYO
6 リーチマイケル(189/113/33)
東芝ブレイブルーパス東京 TOSHIBA BRAVE LUPUS TOKYO
7 ベン・ガンター(195/120/24)
埼玉パナソニックワイルドナイツ SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
8 ファウルア・マキシ(187/112/25)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ Kubota Spears Funabashi TOKYO-BAY
9 齋藤直人(165/73/24)
TOKYO SUNTORY SUNGOLIATH
HB
10 山沢拓也(176/84/27)
SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
11 シオサイア・フィフィタ(187/105/23)
HANAZONO KINTETSU LINERS
TB
12 梶村祐介(181/95/26)
YOKOHAMA CANON EAGLES
13 ディラン・ライリー(187/102/25)
SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
14 ゲラード・ファンデンヒーファー(192/102/33)
Kubota Spears Funabashi TOKYO-BAY
15 野口竜司(177/83/26)
SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
FB
16 堀江翔太(180/104/36)
埼玉パナソニックワイルドナイツ SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
Re.
17 三浦昌悟(180/113/27)
トヨタヴェルブリッツ TOYOTA VERBLITZ
18 ヴァルアサエリ愛(187/115/33)
埼玉パナソニックワイルドナイツ SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
19 サナイラ・ワクァ(202/120/26)
花園近鉄ライナーズ HANAZONO KINTETSU LINERS
20 古川聖人(179/95/25)
トヨタヴェルブリッツ TOYOTA VERBLITZ
21 中嶋大希(171/80/26)
KOBELCO KOBE STEELERS
22 李承信(176/85/21)
KOBELCO KOBE STEELERS
23 中野将伍(186/98/25)
TOKYO SUNTORY SUNGOLIATH

※背番号の白抜きはキャプテン

ウルグアイ代表
# Name(cm/kg/Age)
所属
Pos.
1 フアン・エチェベリア(172/114/30)
PENAROL (SLAR)
FW
2 ギジェルモ・プハダス(179/110/25)
PENAROL (SLAR)
3 イグナシオ・ぺクロ(191/123/23)
PENAROL (SLAR)
4 エリック・ドサントス(186/100/27)
PENAROL (SLAR)
5 ディエゴ・マニョ(187/104/33)
PENAROL (SLAR)
6 ルカス・ビアンキ(190/101/21)
PENAROL (SLAR)
7 サンティアゴ・シベッタ(184/102/24)
PENAROL (SLAR)
8 マヌエル・アルダオ(175/95/23)
PENAROL (SLAR)
9 トマス・インシアルテ(182/91/25)
PENAROL (SLAR)
HB
10 フェリペ・エチェベリー(174/76/26)
PENAROL (SLAR)
11 バウティスタ・バッソ(184/83/21)
PENAROL (SLAR)
TB
12 アンドレス・ビラセカ(184/96/31)
PENAROL (SLAR)
13 ニコラス・フレイタス(176/93/28)
VANNES (FRANCE)
14 フアンマヌエル・アロンソ(185/101/20)
BRIVE (FRANCE)
15 ロドリゴ・シルバ(183/88/29)
PENAROL (SLAR)
FB
16 エミリアーノ・ファッセニーニ(182/105/24)
PENAROL (SLAR)
Re.
17 エドゥガルド・ベニテス(179/115/34)
PENAROL (SLAR)
18 マティアス・フランコ(185/130/26)
PENAROL (SLAR)
19 トマス・エチェベリー(195/99/20)
PENAROL (SLAR)
20 フランコ・ラマナ(185/100/30)
MOGLIANO (ITALY)
21 サンティアゴ・アルバレス(183/83/20)
PENAROL (SLAR)
22 マテオ・ビニャールス(181/84/23)
PENAROL (SLAR)
23 バルタサール・アマヤ(184/90/23)
PENAROL (SLAR)
得点
HomeAway
前半後半前半後半
23 T 01
01 G 01
01 PT 00
30 PG 00
00 DG 00
1924 07
43合計7
反則
PKFKPKFK
41 前半 61
110 後半 61
151 合計 122

Home 交替/入替

種類時間背番号
入替 後半10分 3 → 18
入替 後半10分 5 → 19
入替 後半17分 7 → 20
入替 後半22分 2 → 16
入替 後半22分 9 → 21
入替 後半22分 10 → 22
入替 後半25分 11 → 23
入替 後半41分 1 → 17

Home 一時交替

時間背番号内容
後半37分 → 後半41分 8 → 17 シンビンフロントロー

Away 交替/入替

種類時間背番号
入替 後半10分 14 → 22
入替 後半17分 6 → 20
入替 後半19分 1 → 17
入替 後半22分 13 → 23
入替 後半30分 2 → 16
入替 後半30分 3 → 18
入替 後半30分 9 → 21
入替 後半30分 5 → 19

Away 一時交替

時間背番号内容

Home カード/処分

種類時間背番号内容
イエロー 後半29分 1 危険なプレー

Away カード/処分

種類時間背番号内容
イエロー 後半21分 7 不当なプレー

得点経過 前半Kick off : 日本代表 (2022夏) /後半Kick off : ウルグアイ代表

前半チーム名#.Name
5分 日本代表 2.坂手淳史 T 5 - 0
6分 日本代表 10.山沢拓也 Gx 5 - 0
9分 日本代表 10.山沢拓也 PG 8 - 0
16分 日本代表 10.山沢拓也 PG 11 - 0
23分 日本代表 10.山沢拓也 PG 14 - 0
38分 日本代表 13.ディラン・ライリー T 19 - 0
40分 日本代表 10.山沢拓也 Gx 19 - 0
後半チーム名#.Name
10分 日本代表 7.ベン・ガンター T 24 - 0
後半チーム名#.Name
11分 日本代表 10.山沢拓也 Gx 24 - 0
15分 日本代表 14.ゲラード・ファンデンヒーファー T 29 - 0
16分 日本代表 10.山沢拓也 Gx 29 - 0
21分 日本代表 PT 36 - 0
23分 日本代表 12.梶村祐介 T 41 - 0
24分 日本代表 22.李承信 G 43 - 0
34分 ウルグアイ代表 8.マヌエル・アルダオ T 43 - 5
35分 ウルグアイ代表 10.フェリペ・エチェベリー G 43 - 7

<特記事項>
【TMO】
後半21分 ウルグアイ7番 故意のノックオンの確認→ペナルティートライ、ウルグアイ7番のシンビンと判定

後半29分 日本1番 ハイタックルの確認→シンビンの判定


 ウルグアイ代表との第1戦と異なり、今回はNDSではなく日本代表として試合に臨んだ。とはいっても2019年以来の木津、5年以上ぶりに代表に復帰したファウルア・マキシ、山沢、古川、中嶋、4年ぶりに復帰の野口、そして初キャップ組としてファンデンヒーファー、サナイラ・ワクァ、李承信が加わり、来年のRWC2023フランス大会へ向けて層を厚くしていこうという強い意思が感じられる。一方第1戦ではコンディション調整の問題もあり、精彩を欠いたウルグアイも闘志に満ち溢れ戦う姿勢を見せた。
 前半キックオフ直後より攻勢に出た日本代表は5分、ウルグアイ陣ゴール前右のラインアウトからしっかりとモールを押し込んで、坂手主将が右隅に飛び込んだ(山沢G失敗で5-0)。その後も日本の勢いがウルグアイを圧倒して反則を誘い、9分、16分、23分と山沢が長短のPGを着実に決めた(14-0)。その後、膠着状態となりウルグアイに攻められる場面もあったが、日本の低いタックルがウルグアイの出足を止め、流れを渡さない。迎えた前半38分、中盤でのウルグアイのオープン攻撃中のパスミスを梶村、ファンデンヒーファーが足で前に運び、インゴールに入ったボールをディラン・ライリーが難なく抑えて追加点を挙げ前半終了(山沢G失敗で19-0)。
 後半に入っても日本代表は攻撃の手を緩めず、10分、前半同様ウルグアイ陣ゴール前のラインアウトモールを押し込み、今度はベン・ガンターがトライを挙げた(山沢G失敗で24-0)。続いて15分、再びウルグアイ陣ゴール前のラインアウトモールを押し込むが、押し切れないとの判断から、坂手がサイドアタックを仕掛け、齋藤、ファンデンヒーファーとつないでトライを挙げた(山沢のG失敗で24-0)。その後、疲れの見えるウルグアイを振り回してラックを連取し、21分山沢から大外の野口へロングパスを放るが、それを阻止せんと相手7番がデリバレイト(故意の)ノックオンを犯し、日本のペナルティトライが認められ、ウルグアイ7番にイエローカードが出された(36-0)。さらに23分CTB梶村が縦に走り込んだマキシにパスし、大幅にゲイン、再度クロス気味にフォローした梶村がパスを受けてトライを挙げた(李のG成功で43-0)。勝負が決し日本代表にも若干の緩みが出始め、そこを突いたウルグアイが34分、小柄なNo8が第1戦に続くトライを挙げ一矢報いた(43-7)。RWC2019経験者がどっしりと構え、復帰組、初キャップ組が落ち着いて自分らしいパフォーマンスを見せ、少しずつチームとして仕上がってきており、次のフランス代表戦が楽しみだ。