テストNo.398 リポビタンDツアー2025 日本代表 vs アイルランド代表

令和7年(2025)11月8日 G:アヴィヴァ・スタジアム R:ジャンルカ・グネッキ(イタリア協会)
日本代表 10-41 アイルランド代表

対戦日2025/11/08 (土) Kick off12:40
競技場Aviva Stadium 観客数50,060人
天候晴れ/無風 グラウンド
状態
良い
ドクター
記録係JRFU広報室
レフリーGianluca Gnecchi (FIR)sign
アシスタントレフリー

Andrea Piardi (FIR)

Federico Vedovelli (FIR)

-

マッチコミッショナーsign
TMOMatteo Liperini (FIR) / Eric Gauzins (FFR)
日本代表
# Name(cm/kg/Age)
所属
Pos.
1 小林賢太(181/113/26)
東京サントリーサンゴリアス
FW
2 佐藤健次(177/108/22)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
3 竹内柊平(183/115/27)
東京サントリーサンゴリアス
4 エピネリ・ウルイヴァイティ(196/122/29)
三菱重工相模原ダイナボアーズ
5 ワーナー・ディアンズ(201/117/23)
6 ベン・ガンター(195/120/28)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
7 下川甲嗣(188/105/26)
東京サントリーサンゴリアス
8 マキシファウルア(187/112/28)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
9 齋藤直人(165/73/28)
スタッド・トゥール—ザン
HB
10 李承信(176/86/24)
コベルコ神戸スティーラーズ
11 長田智希(179/90/25)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
TB
12 チャーリー・ローレンス(171/90/27)
三菱重工相模原ダイナボアーズ
13 ディラン・ライリー(187/102/28)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
14 石田吉平(167/75/25)
横浜キヤノンイーグルス
15 矢崎由高(180/86/21)
早稲田大学
FB
16 平生翔大(174/103/23)
東京サントリーサンゴリアス
Re.
17 祝原涼介(184/115/29)
横浜キヤノンイーグルス
18 為房慶次朗(180/108/24)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
19 ジャック・コーネルセン(195/110/31)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
20 リーチマイケル(189/113/37)
21 藤原忍(171/76/26)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
22 小村真也(180/92/23)
トヨタヴェルブリッツ
23 廣瀬雄也(182/94/24)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

※背番号の白抜きはキャプテン

アイルランド代表
# Name(cm/kg/Age)
所属
Pos.
1 アンドリュー・ポーター(183/0/29)
Leinster Rugby
FW
2 ローナン・ケラハー(185/0/27)
Leinster Rugby
3 トーマス・クラークソン(183/0/25)
Leinster Rugby
4 ジェームズ・ライアン(201/0/29)
Leinster Rugby
5 タイグ・バーン(198/0/33)
Munster Rugby
6 ライアン・ベアード(198/0/26)
Leinster Rugby
7 ニック・ティモニー(188/0/30)
Ulster Rugby
8 ケーラン・ドリス(193/0/27)
Leinster Rugby
9 クレイグ・ケイシー(165/0/26)
Munster Rugby
HB
10 ジャック・クロウリー(185/0/25)
Munster Rugby
11 ジェイコブ・ストックデイル(191/0/29)
Ulster Rugby
TB
12 ロビー・ヘンショー(185/0/32)
Leinster Rugby
13 トム・ファレル(188/0/32)
Munster Rugby
14 トミー・オブライエン(183/0/27)
Leinster Rugby
15 ジェイミー・オズボーン(193/0/23)
Leinster Rugby
FB
16 ガス・マッカーシー(178/0/22)
Leinster Rugby
Re.
17 パディー・マッカーシー(183/0/22)
Leinster Rugby
18 フィンレイ・ビーラム(188/0/34)
Connacht Rugby
19 シアン・プレダーガスト(196/0/25)
Connacht Rugby
20 ジャック・コナン(193/0/33)
Leinster Rugby
21 カオリン・ブレイド(170/0/31)
Connacht Rugby
22 サム・プレダーガスト(193/0/22)
Leinster Rugby
23 ジミー・オブライエン(183/0/28)
Leinster Rugby
得点
HomeAway
前半後半前半後半
10 T 24
10 G 22
00 PT 00
10 PG 10
00 DG 00
100 1724
10合計41
反則
PKFKPKFK
50 前半 41
40 後半 40
90 合計 81

Home 交替/入替

種類時間背番号
交替 後半10分 6 → 20
交替 後半12分 1 → 17
交替 後半15分 4 → 19
交替 後半18分 9 → 21
交替 後半18分 10 → 22
交替 後半18分 3 → 18
交替 後半18分 8 → 6
交替 後半26分 12 → 23
交替 後半27分 2 → 16

Home 一時交替

時間背番号内容

Away 交替/入替

種類時間背番号
交替 後半12分 4 → 19
交替 後半12分 7 → 20
交替 後半12分 10 → 22
交替 後半18分 2 → 16
交替 後半18分 3 → 18
交替 後半22分 9 → 21
交替 後半26分 15 → 23
交替 後半27分 1 → 17

Away 一時交替

時間背番号内容

Home カード/処分

種類時間背番号内容
イエロー 前半17分 12 危険なプレー

Away カード/処分

種類時間背番号内容
イエロー 前半43分 11 危険なプレー

得点経過 前半Kick off : /後半Kick off :

前半チーム名#.Name
6分 アイルランド代表 10.ジャック・クロウリー PG 0 - 3
20分 アイルランド代表 10.ジャック・クロウリー T 0 - 8
21分 アイルランド代表 10.ジャック・クロウリー G 0 - 10
30分 アイルランド代表 7.ニック・ティモニー T 0 - 15
31分 アイルランド代表 10.ジャック・クロウリー G 0 - 17
37分 日本代表 2.佐藤健次 T 5 - 17
38分 日本代表 10.李承信 G 7 - 17
44分 日本代表 10.李承信 PG 10 - 17
後半チーム名#.Name
8分 アイルランド代表 1.アンドリュー・ポーター T 10 - 22
9分 アイルランド代表 10.ジャック・クロウリー Gx 10 - 22
27分 アイルランド代表 16.ガス・マッカーシー T 10 - 27
27分 アイルランド代表 22.サム・プレダーガスト Gx 10 - 27
32分 アイルランド代表 17.パディー・マッカーシー T 10 - 32
33分 アイルランド代表 22.サム・プレダーガスト G 10 - 34
36分 アイルランド代表 14.トミー・オブライエン T 10 - 39
37分 アイルランド代表 22.サム・プレダーガスト G 10 - 41

<特記事項>


 このところ調子を落としているアイルランド代表だが、日本代表の南アフリカ代表戦の大敗を受けてか、若手メンバーを多く先発させている。只、RWC2019日本大会の予選プールでの日本代表戦の敗戦もあり、決して手は抜かないはずだ。

 前半は日本のキックオフで試合開始。アイルランドは積極的に連続展開攻撃を仕掛けてくる。日本アイルランドのノックフォワードで得たスクラムから、連続攻撃を仕掛けるが数フェーズの後、サイド・エントリーの反則。5分、日本は自陣中央約30mの相手ボールスクラムでコラプシングの反則を取られ、アイルランド10番クロウリーがPGを決め先制(0-3)。8分、日本は敵陣10mのラインアウトから、連続攻撃を仕掛けFW、BKが縦を突き連続でラックを連取。ライリーのグラバー・キックで敵陣ゴール前左10mに出すがチャンスとはならず。11分、齋藤が相手のタッチキックをラインの外でキャッチして即、投げ入れオープン展開。長田が勝負に出て大外の矢崎に飛ばしパスを放つがスローフォワードの(微妙な)判定。このスクラムからアイルランドは攻撃に出るが、ラックから球がこぼれ、拾ったガンターが佐藤へパスし齋藤、長田と繋がり、長田はライン際をステップで抜け出して独走しフォローした佐藤へパス。しかし佐藤が孤立してボールを奪われる。14分、日本アイルランドのタッチキックを速攻で投げ入れ、積極的に攻めるが、ラックでの1番小林の相手選手へのネックロールでペナルティ。17分、アイルランドのオープンアタックで、日本のローレンスが相手を持上げ頭から落とす危険なタックルでイエローカードとなり14人となる。19分、アイルランドはハーフウェーライン右のラインアウトから連続展開攻撃を仕掛け20分、前に出ながら連続でラックを連取。数フェーズの後、左に振ってクロウリーが余り正面のトライゾーンへ回り込む(クロウリーのGで0-10)。26分、日本アイルランドにターンオーバーを許し、アイルランドは左オープンに展開。アイルランドのチャンスと思われたが、CTBのクロスプレーがオブストラクションのペナルティとなる。30分、アイルランドが連続攻撃中に落球するも(レフリーはノックフォワードではないと判定)、日本の脚が止まったところを7番ティモニーが抜け出し左隅にトライ(クロウリーのGで0-17)。このような失点は本当に痛い。33分、日本は連続攻撃でアイルランドゴールに迫り、エピネリ・ウルイバイティが抜けるが、試みたオフロードパスがスロー・フォワードとなる(着実にラックを作るべき)。35分、日本は連続攻撃でチャンスとなり、アイルランドのペナルティ・アドバンテージを得た状況で思い切って攻めるが、最後、ノックフォワードで終わる。37分、日本は連続攻撃で得たPKタッチキックで、アイルランド陣右ゴール前5mでのマイボール・ラインアウト獲得。ガッチリとモールを組みじわじわと前進し佐藤がトライ(李のGで7-17)。40分、齋藤のキックがチャージされアイルランドの攻撃を許すが、日本はキックボールを奪い返して連続攻撃に出る。数フェーズの後、左オープンに展開し長田がタッチ沿いを快走。内をフォローした齋藤にパスが通ればという状況であるが、タイミングが合わずボールがこぼれる。長田が拾ってサイド攻撃を続け、前半終了間際の44分、アイルランドが反則をして李が中央25mのPGを決める(10-17)。このプレーの中で、アイルランドのストックデイルにイエローカードが出て一時退場となり、俄然日本ペースになることが期待される。

 後半はアイルランドのキックオフで始まり、ハイパントの蹴り合いとなるが長田のノックフォワードでハーフウェイライン右のアイルランドボールのスクラム。このスクラムを日本が押し込みPK獲得。このPKタッチでアイルランド陣左22mラインのラインアウトを得た日本は、ワーナーがキャッチしてモールを押し込むがチャンスとはならず。ラインアウトでの日本のジャンピングクロスの反則があり、アイルランドはPKタッチで日本陣22mラインのラインアウトを得ると連続攻撃でトライチャンスを伺い、クロウリーから右大外で待つオブライエンへの飛ばしパスで日本Gに迫る。そのラックからFW何人かがボールを貰いに縦に走る中で1番ポーターがパスを受けトライ(クロウリーG失敗で10-22)。14人のアイルランドにトライを与えたのは本当に痛い。50分、6番ガンターがHIAで20番リーチと交替。51分、日本は連続攻撃でアイルランド陣22mライン中央のPKを得てタッチキックを蹴り、アイルランド陣ゴール前右5mのラインアウト。一度ブラインドを攻めた後、左へ展開しエピネリが突っ込むがボールを奪われる。カウンターアタックに出たアイルランドは連続攻撃で攻める。日本もタッチに出たボールを投げ入れ、速攻で攻め返し双方の攻防が入れ替わる。その流れの中、アイルランド日本のキックをチャージしてトライをするが、オフサイドがありトライはキャンセル。56分、日本は有効な連続攻撃で攻めるが、長田からマキシへのパスがノックフォワード。58分、アイルランド日本のコラプシングで得たPKのタッチで日本陣ゴール前左10mのラインアウトを得る。ここで齋藤、李、竹内、マキシに替えて、21番藤原、22番小村(初キャップ)、18番為房、そしてHIA陰性のガンターが登場した。そして59分、アイルランドのトライを狙った連続攻撃に対しガンターとコーネルセンがチョークタックルを決め、日本ゴール前5mで日本ボールのスクラムとなる。63分、アイルランドの執拗な連続展開攻撃に日本はしぶとくタックルを続ける。トライチャンスと思われたが、日本のプレッシャーがアイルランドのパスミスを誘う。64分、矢崎は、アイルランドのハイパントを日本陣中盤中央でジャンピングキャッチすると、次々とアイルランドDFを外して独走、敵陣10mラインを超え無理をせずラックを作る。日本は左へ振りライリーからローレンスへの飛ばしパスで左サイドを前進してラック。右に振ってFWが縦に走るが、為房からのパスをリーチが落としチャンスを潰す。67分、アイルランドはPKタッチキックで日本陣右ゴール前5mのラインアウト。ガッチリとモールを組みプッシュをかける。日本もFWが良くまとまって前進を食い止めるが、アイルランドはBKも投入して右にずらし16番ガス・マッカーシーが右隅にトライ(プレダーガストのG失敗で10-27)。勝敗のプレッシャーがなくなり躍動するアイルランドは72分、再び日本陣ゴール前右6mのラインアウトを得ると、今度は遠投して連続攻撃をしかけ3フェーズ後、17番パディー・マッカーシーがトライゾーンへねじ込む(プレダーガストのGで10-34)。76分、日本は自陣右中盤でのスクラムから左へ展開し、サインプレーで長田を余らせハーフウェー・ラインを超えるが、アイルランドのカウンター・ラックでボールを奪われ、繋がれて最後はオブライエンが独走トライ(プレダーガストのGで10-41)。この後フルタイムとなる。

 この日、日本は集中力も十分で前半終了時(10-17で相手にイエローカード)には、勝利の可能性を十分に感じさせたが、後半の残り20分から南アフリカ戦の疲れも出たのか、アイルランドペースの試合となってしまった。昔のアイルランドは、FWとキックが主体のオールドスタイルであったが、RWC2019日本大会での日本戦に敗れて以降、スタイルを変えBKを含めた連続アタックをするようになっている。よってペースを掴ませてしまうと、連続して得点を上げる力がある。来週は、ランキングに関わる(RWC2027予選組み合わせに影響する)ウェールズ代表戦であり、相手も相当に入れ込んでくると思われるが、何としても相手のアタックを前に出るタックルで止め、日本の超速ラグビーで勝利に繋げてほしいものである。