6 その他の国際セブンズ

 
 平成15年(2003)度にIRBが7人制ラグビーの普及、強化に乗り出した背景には、オリンピック種目として採用されたいという明確な意図があった。世界の国々が継続的に参加していた大会は、香港セブンズがその最たるものだったが、IRBは7人制ワールドカップ大会を開催し、ワールドセブンズのシリーズを打ち出した。豪州、NZ、フィジーフランススペインはじめ、アジアの諸国では香港以外に、フィジースリランカ、マレーシア、中国(北京、上海)などで陸続と開催されるようになってきた。プロ化している国々としても、15人制と7人制のナショナルチームのプレーヤーを兼務させることは難しく、コーチ・選手ともに別々のナショナルチームを編成している。