参加チーム数によりいろいろな方法がある。24チームが参加する場合は、4グループに分かれて予選を行い、各グループの1・2位が決勝トーナメント(通称カップトーナメント)に進出する。3・4位は第2グループの決勝トーナメント(通称プレートトーナメント)に進む。5・6位グループは第3グループのトーナメント(通称ボウルトーナメント)に回る。それぞれの名称は、優勝者に贈られるトロフィーによるものだ。大会の真のチャンピオンには優勝カップが、第2グループと第3グループ(敗者トーナメント)優勝者にはプレートとボウルが贈られる。さらにボウルトーナメントの敗者戦(シールドトーナメント)に優勝盾が贈られる大会もある。
外国人には、
日本の高校大会に代表されるような、一回負ければ終わりという発想はない。敗者同士がさらに試合を重ね、最後まで大会を楽しみ参加するのが当たり前という考え方が、セブンズの大会形式によく現れている。加えてセブンズの勝ち抜き形式では、インターバルを取らなければ次の試合に進むことが無理で、観客が長い休憩時間を持て余すことになる。Consolation(敗者トーナメント)は実にうまく考えられた大会形式だと感嘆する。