概要
|
菊池氏20代為邦の頃、この地の守護神として建立されたといわれる玉祥寺の春日神社の境内には、南向きと西向きの鳥居、灯籠、神殿新築の記念碑、玉垣(たまがき)、樟の巨木などがある。「このみやおどり」は、この神社の例祭前夜の2月27日に同神社の拝殿で行われる踊りのことで、「このみや」の意味や由来、起源などについては定かではないが、今からおよそ560年前から伝わる神事といわれている。
どてらに編み笠、腰にはずだ袋、背中には杵を背負った奇妙な恰好の御大将2人が見守る前で、姉さんかぶりにたすきがけの女装の男衆2人が、太鼓をたたきながら讃頭(さんがしら)の歌に合わせて踊る。
|