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概要
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出田集落から南、花房台地に登る坂道左側に20数個の横穴墓がある。その一つには全長5m、玄室3.38m×1.75m以上あり、羨門や羨門外の飾縁(羨門の外に造られた段状の飾り)があり、左右と奥正面の一段高い所に屍床が設けられている。この横穴墓の近くに出田鬼石古墳がある。 副葬品については、羨門外部から須恵器のツマミのある蓋付きの坏6個と碗の蓋が出土し、また首が欠けている横瓶もあり、手擦れの跡から被葬者が長年使用した愛用品であったと思われる。蓋や身に線刻文入りのものや底面にメ線刻文入りのものもある。出土品から見て、古墳時代後期(6世紀頃)のものと推測される。 現在農道が通っているが、その道路下の西側にも横穴墓が点在する。恐らく道路開削によって寸断されたものと考えられる。
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