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解題・説明
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近代郡山の発展に大きな影響を与えた安積開拓は1873(明治6)年から始まります。安積開拓は旧福島県による開拓、開成社による開拓、殖産興業と氏族授産を目的とした政府直轄による開拓の3種に分けられますが、そのいずれの事業においても福島県開拓掛(後の開拓科・開拓課)が、その中心となりました。これらの開拓事業の現地指導管理機関が置かれたのが開成館を中心とした開成三丁目北東部です。 1874(明治7)年に落成した開成館(福島県指定重要文化財)は、翌年には福島県第十区区会所(後に第七区会所)となり、県の開拓掛も併置されました。国の安積開拓では勧農局出張所が置かれました。また、同敷地内には開拓掛職員の官舎(旧立岩一郎邸、郡山市指定重要文化財)も同時に建築されたものと思われます。これらの施設を拠点に開拓事業が進められたのです。 市街化が急速に進み、景観が刻々と変化する現在、開拓当初の景観が残るのは、この地域のみです。安積開拓の歴史をみる上で、この地域を「安積開拓発祥の地」として大切に保存し、後世に残し伝えることは極めて重要なことです。
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