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解題・説明
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県道湖南線の南側にある少年自然の家近くに浄土松山があります。小高い山になっていて、奇石が突出していることで知られています。 丘陵は、白色の凝灰岩・砂岩・頁岩などから成り、ほぼ水平に近い地層になっています。浄土松山の奇石の中に「きのこ岩」と呼ばれる岩があります。この岩は、断層によって分断された地層が、風化に対する抵抗がそれぞれ違うために、やわらかい部分だけが侵食され、形がきのこ状になったものです。風化作用は今後も進み、長い年月の間にはきのこの形が少しずつ変わることが予想されます。 この地は、古くから知られた名所で、自然の庭園として愛されてきました。マツの緑が点在するありさまは、極楽浄土のようでありあたかも松島に似ているところから「陸の松島」ともいわれています。 現在は「浄土松公園」として市民に親しまれて、憩いの場となっています。
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