市指定重要文化財(考古資料) 昭和35(1960)年2月16日指定
| 所在地 | 郡山市香久池二丁目9-14 |
|---|---|
| 所有(管理)者名 | 法久寺 |
| アクセス | 郡山駅前から栄町経由柴宮団地行き、城清水下車徒歩4分 |
2個の台石(これは後に補ったものです)を持ち、自然石と思われる凝灰岩を薄手に加工したもので、一石に2個に塔婆型の枠を刻み、それぞれに異なる種類の種子が彫ってあります。
上部は平らな姿をしており、塔婆型には二条の切れ込みがあります。碑面は剥離が激しく、割れ目も二条程あってセメントで接合してあります。
文字は一部不鮮明であり、種子は頭部二条の切込み下の身部に浅く刻まれています。左側の種子は「ア」と読むことができ、胎蔵界大日如来を表すものです。右側の種子は上下とも一部剥離していますが「バン」と読め、これは金剛界大日如来を表します。
双式塔婆は鎌倉末期から発達したもので、一般の塔婆の分布と同様に広がりました。
双式塔婆は主として、夫妻の逆修塔として考案された塔婆で、ほとんどが供養者自ら造塔しているものが多く、供養時期は主として、春秋の彼岸が多いと言われております。
逆修とは、生前に自分の死後のために仏事を修めることです。
この他、ここには…
ちょっとブレイク
野鳥の楽園・五百淵
香久池にほど近い国道49号線沿いに野鳥の楽園として知られる「五百淵」があります。ここはかつて名倉池とも呼ばれ、池畔にある石碑によると江戸時代の初期に築かれたようです。当時から野鳥が数多く飛来し、ここの鶴や白鳥は二本松藩に献上されていました。