市指定重要文化財(建造物) 昭和43(1968)年3月13日指定
| 所在地 | 郡山市田村町山中字本郷135 |
|---|---|
| 所有(管理)者名 | 田村神社 |
| アクセス | 郡山駅前から旧国道経由東山霊園行き、蓬田線蓬田行き、山中下車徒歩7分 |
本殿の入仏は1662(寛文2)年3月24日、脇社々殿のうち熊野社は1661(寛文元)年の建築、八幡社は1662(寛文2)年3月の建築で、熊野・八幡の両脇社は1997(平成9)年冬から翌年夏にかけて解体修理が行われました。
入母屋造りの本殿は、基本的には典型的な方三間仏堂建築といわれるもので、正面約32尺奥行き約35尺を数え、この手の仏堂建築としては大型の部類に入ります。周囲には高欄の付いた縁が巡らされ、壁は板壁の上に格子を嵌め込んだ盲格子と呼ばれる形式で、窓は菱形の桟を縦に嵌め込んだ連子窓とされています。本尊を祭る厨子を納めた内陣(ないじん)は鏡天井で、内陣の前面および左右を回廊のように囲む外陣(げじん)は格子に板を張った格天井(ごうてんじょう)と呼ばれる形式を用いています。
熊野・八幡の両脇社のうち、正面4尺5寸側面4尺5寸の平面を持つ熊野社は、妻側を正面としてその前面に庇を取付ける春日造りという形式で、東北地方にあっては数少ない遺構の一つです。一方、八幡社は切妻造りの平入り部分の庇を前面に送り出した形の流造りで、一般的にはこの形式を採用することが多いようです。
棟札の写し分によれば、二本松藩の大工棟梁の指揮下で造営工事が行われたものと推測されます。
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