106.糠塚の獅子舞(ぬかづかのししまい)

 

市指定重要無形民俗文化財 昭和43(1968)年3月13日指定

所在地郡山市田村町糠塚
所有(管理)者名休止中
アクセス郡山駅前から蓬田線蓬田行き、牛骨下車徒歩5分
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 糠塚の獅子舞は、岩ケ作にある菅船神社の祭りに行われます。もとは旧暦の8月10日、15日に行われていましたが、今は11月3日になっています。

 由来によると坂上田村麻呂が東夷征伐の際、凶作に苦しんでいた当地方にとどまったその時、田村麻呂は子供たちを集めて獅子舞を教え、五穀豊穣を願ったといいます。

 舞子は8、9歳の長男で太郎獅子、次郎獅子、女獅子の三匹獅子になります。

 舞は道中ばやし、足とり、ひやらら、庭ならし、橋がかり、歌、長歌、長歌、けんか、歌、庭ならし、足とりの12曲からなっています。

 獅子は腹につけた小太鼓をバチで打ちながら舞います。楽器には長太鼓、締太鼓、笛があります。

 またサイという脇役は軍配と紙花でつくった四角(ササラの変化したもの)をもって獅子の先導をつとめます。

ちょっとブレイク

田村地区唯一の獅子舞

田村町には以前、栃本、川曲、金沢、守山、正直、手代木、下行合の各地域でも三匹獅子舞が行われていましたが、現在は獅子頭が残っているか、過去の資料が見られるだけで舞の詳しい内容については知ることができません。その意味でもこの獅子舞は大変貴重な存在です。