県指定重要文化財(彫刻) 昭和43(1968)年4月9日指定
| 所在地 | 郡山市中田町駒坂字表71 |
|---|---|
| 所有(管理)者名 | 常林寺 (問合せ)郡山市文化スポーツ観光部文化振興課 |
| アクセス | 郡山駅から車で約25分 |
常林寺観音堂の水月観音像です。蓮華座に坐して、片足を組む半跏の姿勢をとっています。
左右の手が裏返しになっていますが、この像が如意輪観音と言い伝えられてきたために、1700(元禄13)年か1717(享保2)年の修理の時、持物を持てるように掌を上にして取り付けたものと思われます。この時、台座と光背が変えられますが、もとの台座が岩をかたどった磐石座に作られてあることから、岩上に坐すともされる水月観音であることが分かります。
像高92.5cmの寄木造りで、玉眼がはめ込まれ、彩色が施されています。大きく結い上げられた宝髻、沈潜する人間的な相貌、両肩から腹、膝、足へとゆるやかに流れる衣紋。左手を脇に付き、右足を屈して安座する、その親指に一点の反りをもたせて静中の動を示すなど禅味豊かに作られています。南北朝時代から室町時代初期にかけての製作と考えられています。
この他、ここには…
ちょっとブレイク
諸国を見渡せるので国見山
国見山は中田町上石と高倉にまたがる標高470m程の山で、ここを拠点に悪事をはたらいていた『悪呂丸』と名乗る豪族を征伐した坂上田村麻呂が山頂から諸国を見渡したので『国見山』と名付けられたとか。実際、山頂からは磐梯山や安達太良山、那須連邦を見ることができます。