144.両界曼荼羅(りょうかいまんだら)

 

市指定重要文化財(絵画) 平成14(2002)年1月22日指定

所在地郡山市田村町御代田字北町13
所有(管理)者名甚日寺 (問合せ)田村公民館
アクセス郡山駅前から旧国道・須賀川経由六軒行き、御代田入口下車
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 金剛界と胎蔵界の二図があることから「両界曼荼羅」と言われ、県道須賀川二本松線から東方約400mにある恵光山甚日寺の本堂に収蔵されています。

 図像的には、空海が806年に唐から請来した「現図曼荼羅」と呼ばれる系統に属し、両界曼荼羅としては、最も広く流布した部類のものに属しています。

 金剛曼荼羅の大きさは縦106cm、横82cm、胎蔵曼荼羅の大きさは縦106cm、横82cm、胎蔵曼荼羅の大きさは縦103cm横83cmで空海請来本の1/16に縮小して描かれたものであり、いずれも絹地に著色されています。

 甚恵法師(じんけいほうし)が南北朝時代の永徳年間(1381~1383)の奥州下向の際、京から持参したものと伝えられています。本図の制作年代は、鎌倉時代までは遡らないまでも、室町時代初期(15世紀前半)頃とみられます。

ちょっとブレイク

曼荼羅

曼荼羅は、サンスクリットのmandaraの漢語訳で「本質を得る」すなわち悟りの境地に達することです。その本質を、仏教の宇宙観や教理によって絵画的に図式に表したのが曼荼羅です