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解題・説明
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中井金三(1883-1969)は、鳥取県中部における洋画家の草分。倉吉市中河原に生まれ、1905年東京美術学校西洋画科(現 東京藝術大学)に入学、黒田清輝に師事。1909年卒業制作のため隠岐島・竹島に渡る。1910年卒業、学内に残るよう勧められたが、家業倒産のため帰郷。1913年から倉吉中学(現 県立倉吉東高)に勤める。卒業後指導した前田寛治を筆頭に多くの教え子を美術系の学校へ進学させた。1920年「砂丘社」結成、中核となり近代的な文化運動を展開した。自宅の庭で心を込めて栽培したバラを題材に幾多の作品を描き、「バラの画家」の異名で呼ばれた。
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