木曽森野遺跡 [奈良時代]

地図
 8世紀前半から10世紀前半の集落で、竪穴住居跡54軒、掘立柱建物跡21軒などが発見されました。本遺跡の最盛期である8世紀は、古墳時代以来の社会構造が解体して律令国家が成立する時期にあたります。本遺跡は、律令国家による土地開発の政策のため、計画的に新しくつくられた集落と考えられます。
集落の全景(上空真上より)

集落の全景(上空真上より)

鉄製品(刀子、右3点は鉄鏃、左上は長さ22.6㎝)

鉄製品(刀子、右3点は鉄鏃、左上は長さ22.6㎝)

木製紡錘車(アカガシ製、直径2.8cm)

木製紡錘車(アカガシ製、直径2.8cm)

奈良時代の竪穴住居跡

奈良時代の竪穴住居跡