解題・説明
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旧穴吹橋は1928年に三好橋(三好市)に次いで、吉野川に2番目に架けられた抜水橋である。鮮やかな朱色の塗装がされており、右岸側147mの形式は吊橋型ゲルバー式ワーレントラス橋であった。 旧穴吹橋は長らくの間、交通の主軸であったが、架橋後数十年経ち老朽化が目立ち、また治水上の観点から新しい穴吹橋が計画され、旧橋は新橋完成後に撤去された。旧橋の一部は市内で歴史的遺産として保存されている。また、新橋の右岸袂には、旧橋のミニチュアモニュメントが、左岸にはうだつの町並みのモニュメントが設置されている。
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