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港区史　第4巻　通史編　近代　上（ガス事業）

この年にガス製造工場ができ、ガス灯が灯ったのである。,そしてここから京橋まで八五基のガス灯を立てた。,ガス灯を灯すには、ガス管を地中に埋めるという、当時としては困難な作業を要したので、ガス灯は当初なかなか,ガス灯には人が一本ずつ火をつけて回り、維持費はガス灯の前の家が払った。,しかし、大正に入る頃から、ガス灯は便利な電気灯に取って代わられ、ガスの役割は灯りから熱源へと変わり、今日

新修港区史（東京瓦斯第一製造所）

ガス燈の建設は、明治七年一月から着手された。,上海でガス燈建設を行なったフランス人の技師アンリー・プレグラン(ペル)の指導のもとに、明治五年二月の大火,設計のもとに工事がすすめられ、七年十二月金杉橋より京橋までのガス街燈工事が竣工、同月十八日東京に初めてガス,燈が点火された。,九年ごろには市内のガス燈は三五〇基をかぞえたといわれる。

新修港区史（煉油・ろうそく）

があったと思われ、ねり油は新幸町・宇田川横町・神明町・飯倉二丁目・芝松本町・三田二丁目などで生産され、また、ガス,灯時代の到来以前にはろうそくの専門問屋があり、芝口二丁目・桜田伏見町はとくに生産額が多かった。

港区史　第5巻　通史編　近代　下（電気・ガスの普及）

一方、電気と同様に都市生活に不可欠なガス事業は、明治初期にガス灯への供給を目的に東京会議所によって実現,このとき、新橋、金杉橋間でガス灯が設置されている。

図説　港区の歴史（歴史年表）

#160; 12月18日芝浜崎町（現在の海岸一丁目）に瓦斯製造所建設、金杉橋と京橋間にガス,燈が点火される日比谷操練場で第一師団歩兵第三連隊