ごあいさつ
刊行のことば
《凡例》
《港区史 自然編・目次》
序章
❖歴史の舞台を知る
❖地形と地質を探る
❖気候と気象を観る
❖生物を学ぶ
❖自然と人びとの関わりの今後を考える
《参考文献》
第Ⅰ章 港区の地形と地質
1 港区の地形の概要
ⅰ 港区の地形を歩く
1)赤坂見附(あかさかみつけ)から溜池(ためいけ)へ
2)六本木から麻布十番へ(図1-ⅰ-4)
3)芝から高輪へ(図1-ⅰ-5)
ⅱ 台地と谷
1)台地の分布
2)谷地形の分布
ⅲ 武蔵野台地の地形区分
ⅳ 東京湾岸の低地
1)低地の地形
2)埋め立ての変遷
2 地下構造と地質
ⅰ 三つのプレート(北米・フィリピン海・太平洋プレート)の上に位置する港区
1)港区周辺のプレートと地震
ⅱ 関東平野の地下に広がる上総・下総層群
1)関東平野の起源
2)港区内の上総層群
3)港区地下の上総層群北多摩層
4)港区地下の上総層群東久留米層
5)港区内の下総層群
ⅲ 台地をつくる堆積物と関東ローム層
1)武蔵野台地のなりたち
ⅳ 低地に分布する沖積層
1)海面変化と地層の形成
2)丸の内埋没谷を埋積する沖積層
3 地形の変遷
ⅰ 日本列島と関東平野の成立
1)日本列島の成立と中新世の日本海開裂
2)関東平野の起源
ⅱ プレート運動と上総トラフの陸化
1)関東平野の成立
ⅲ 氷河性海面変動と地形・地質
1)氷河性海面変動とは?
2)氷河時代の東京
3)埋没地形の分布
ⅳ 縄文海進と沖積低地
ⅴ 歴史時代の地形変化
1)東京低地
2)日比谷入江
────コラム・Ⅰ────
◎東京湾の埋め立て
◎港区と坂
第Ⅱ章 港区の気候と気象
1 港区の気候・気象を捉える視点
2 港区における気候・気象の特徴
ⅰ 港区における気象等の観測点
ⅱ 観測データの統計について
1)観測データの期間について
2)東京の平年値による気候の特徴
3)気象データ解析の留意点
ⅲ 降水
1)降水量の季節変化
2)降水の頻度と強度
3)降水の空間分布と短時間強雨
ⅳ 気温
1)気温の季節変化
2)東京の気温分布を捉える
3)冬季夜間の気温分布
4)夏季日中の気温分布
5)海風の侵入と港区の夏季気温分布
ⅴ 相対湿度
ⅵ 風
ⅶ 日照時間と日射量
ⅷ 大気汚染
1)窒素酸化物NOX(一酸化窒素NO、二酸化窒素NO2)
2)浮遊粒子状物質SPM
3)光化学オキシダントOX
4)微小粒子状物質PM2.5
3 気候の変化と変動
ⅰ 地質時代から歴史時代の気候
1)始生代から中生代
2)新生代と氷河時代の開始
3)第四紀完新世・歴史時代
ⅱ 観測時代の気候変化
1)気温
2)降水
3)相対湿度
4 気象災害
ⅰ 気象災害について
ⅱ 東京の水害
ⅲ 港区における床上・床下浸水の発生状況
────コラム・Ⅱ────
◎地球温暖化と温室効果
◎都市ヒートアイランド現象の形成要因
◎海陸風の交替時刻
◎大気現象の時間・空間スケール
第Ⅲ章 港区の生物
1 港区の生物の変遷と特徴
ⅰ 生物の歴史的移り変わり
1)有楽町海進以前の関東平野
2)植生の歴史的移り変わり
3)動物の歴史的変遷
ⅱ 生物学的特徴
1)潜在的な生物相
2)都市型自然環境
3)都市生態系
ⅲ みどりの分布と巨樹、古木、天然記念物
1)緑被率とみどり率
2)天然記念物など
2 港区に生育・生息する生物
ⅰ 陸上の植物
1)陸上植物の概要
2)コケ類とキノコ類
3)自然教育園のシダ植物と種子植物
4)自然教育園以外の維管束植物
5)街路樹と壁面緑化
ⅱ 陸上の動物
1)土壌動物
2)昆虫類とクモ類
3)両生類、爬虫類、哺乳類
4)鳥類
ⅲ 水辺の生物
1)水生植物
2)陸水域の底生生物
3)海域の底生生物
4)陸水域の魚類
5)海域の魚類
────コラム・Ⅲ────
◎ビオトープとエコロジカルネットワーク
第Ⅳ章 自然の歴史と人びと
❖自然と人びとの関わりの歴史
❖市街地再開発と地形の改変
❖生物多様性と港区
❖自然と文化財の保護・保存
図版一覧
協力者・協力機関
執筆者一覧
関係者一覧
港区平和都市宣言・奥付