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山奉行

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山奉行は、おおむね御目見通の格式の者で、政務には関与しないで、郡内の山林事務を総括した。役所には書役一、二人、山手代一人を置いていた。手代は郡内の山林を巡視して、地方吏員で山林看守の口屋番・山の口役を指揮監督した。
 筋奉行・代官・山奉行を郡方三役といった。