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方頭

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方頭は、庄屋職務の村政全般にわたる補佐役で、庄屋の推薦によって大庄屋が任免した。村内の二五戸ぐらいの集落ごとに一人の割で、二~四人ぐらいを置いた。その役料は村ごとに決めていた。自村に専任の庄屋が居なくて、他村の庄屋に兼務してもらっている村では、方頭が兼帯庄屋の指揮によって、庄屋の職務を代行した。