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目録ID mp000211
書名 女文通華苑
書名(カナ) オンナブンツウハナノソノ
書名(ローマ字)
別書名
別書名(カナ)
別書名(ローマ字)
書名(欧文)
書名に関する注記
編著者 春名須磨書序
編著者(カナ)
編著者(ローマ字)
出版・書写者 〔大阪〕鳥飼市兵衛板
出版・書写者(カナ)
出版・書写者(ローマ字)
出版・書写年 寛延2年初刊、江戸中期後印
出版・書写年終
数量 54丁
特殊な装丁 冊子・袋綴
寸法
寸法(縦) 25.6cm
寸法(横) 17.9cm
材質
形態に関する注記
保存状況
縮尺
その他の注記 目録アリ
言語 日本語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
関連する地域・場所
関連する地域・場所(カナ)
関連する地域・場所(ローマ字)
関連する人物・団体
関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
内容
内容(カナ)
内容(ローマ字)
解題・説明 【判型】大本1冊。
【作者】春名須磨書・序。
【年代等】寛延2年(1749)初刊。江戸中期再刊。[大阪]鳥飼市兵衛板。
【概要】分類「往来物(女子用)」。異称『女文通花の園』『女文通花の苑』。享保20年(1735)刊『女用文章唐錦』を改題した女筆手本兼女用文章。前付の一部と本文は全て『女用文章唐錦』と同じだが、巻頭口絵(文を読む女性図で、文の内容が目録代わりになっている)と前付前半部に「女風俗品定(「我心かが見にうつる物ならは、さこそは影の見にくかるへき」等の教訓歌)」「楽器の始り」の記事など3丁を増補し、他の前付記事の収録順序を改めた。なお、本文は『女用文章唐錦』と全く同じで、新年状以下五節句や四季の手紙、出産・婚礼等通過儀礼に伴う手紙など全22通を収録する。そのほとんどが散らし書きだが、散らしの程度はさほど大きくない。また、本文上欄の頭書に「和漢列女伝」「女訓智恵海」「女用器財字・女衣服の類・絹布類・万染色の名ほか」「万包折形図」「女中和歌の道しるへ」「源氏物語目録」「香道の秘伝」「琴の引やう指南」「双六の手引」「女中手習の指南」「女中文のかきやう」「蒸菓子秘伝抄」「絹布の手引」を載せる。なお、『女用文章唐錦』の改題本には、本書のほか、宝暦12年(1762)刊『女書札百花香』や江戸中期刊『女文書大成』がある。
【備考】底本の刊記に「寛延二年版」と初刊年代を記すが、底本の刊行年代の根拠にはなり得ないため、江戸中期とした。春名須磨の筆跡は、当時盛んであった長谷川妙躰の書風に酷似するため、幼時から妙躰流を学んだと思われるが、11歳の時の筆跡は享保9年(1724)刊『女筆いろみどり』として刊行され、当時の書籍目録にも「須磨十一歳」と特筆され、大きな話題となったことがうかがえる。そんな彼女は播州佐用郡新宿村の庄屋の娘であり(『〈享保以後〉大阪出版書籍目録』)、庶民女性の作品でも出版物になり得た当時の状況を物語る。ちなみに、春名須磨の作品は、『女筆いろみどり』『女用文章唐錦』『女文通華苑』『女書札百花香』のほかに、享保20年刊『〈当流〉女用文章錦染』(本書の改題本が『女用文章唐錦』)がある。(小泉吉永 記)
解題・説明(英語)
来歴
来歴(英語)
所蔵機関 三次市立図書館
原資料の所在地 三次市立図書館
資料番号
管理記号
カテゴリ区分 古典籍
資料種別 和書、往来本
資料分類(大分類) 和書-往来本
資料分類(中分類) 女子用
資料分類(小分類)
文化財情報
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自治体史掲載
出版物・関連資料
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権利関係・利用条件
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DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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