東京都現代美術館美術図書室

大正期美術運動関連資料

東京都現代美術館美術図書室では、大正時代(1912年7月30日~1926年12月25日)の日本での美術の動向を知る上で重要な資料を所蔵しています。

幕末から明治末期までに成熟した日本の西洋美術は、大正時代に入ってから、未来派やキュビスムなど同時代のヨーロッパやロシアの動きの影響を受けて、多様な作風を生み出すこととなりました。大正デモクラシーや労働運動、関東大震災などの社会的な出来事も、新しい美術運動が生まれる大きな要因となりました。

また、この時代の美術運動の大きな特徴として、ジャンルを超えたグループ活動があります。「マヴォ」「三科」「造型」「アクション」などのグループは、展覧会だけでなく演劇や出版などに活動の場を広げました。この時代に生まれたほとんどのグループが短命に終わりましたが、新しいことに挑戦する意欲を、残された関連資料からうかがうことができます。

資料一覧

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凡例

・冊子体の資料については、資料の状態を再現するために、方向を統一して見開きで表示している。そのため、表紙と裏表紙の両面から記載がはじまる資料については、文字や図の天地が逆に表示されることがある。

・冊子体資料は原則として表紙側から順番に表示するが、どちらが表紙か判別しがたい場合や、表紙とそれ以外の部分が天地逆になっている場合などは、東京都現代美術館美術図書室の基準によって表示順を決定した。

当資料の画像データの利用にあたっては、東京都現代美術館美術図書室への申請が必要です。詳しくは以下へお問い合わせください。無断使用にともない生じた問題について、当室では一切責任を負いません。

東京都現代美術館美術図書室 TEL:03-5245-4111(代表) MAIL: kantyo@mot-art.jp

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