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解説
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長野市内で最も多くの遺跡を含む浅川扇状地遺跡群に属する遺跡で、長野市吉田2丁目に位置します。周辺には、弥生時代後期初頭の吉田式土器が出土したことで有名な吉田高校グランド遺跡や、縄文時代から中世にかけての集落跡が見つかった檀田遺跡などがあります。 押鐘遺跡は、平成2年(1990)に宅地造成事業に伴い発掘調査が行われました。この調査では、平安時代の竪穴住居跡1軒と溝跡・土坑が見つかっています。平成25年(2013)には、平成2年の調査地東側で介護施設新築工事に伴って発掘調査が行われました。見つかった遺構は平安時代の竪穴住居跡3軒と土坑です。 これまでの調査から、本遺跡は主に平安時代の集落遺跡であることがわかりました。また平安時代の前後の時期も溝跡等の遺構が見つかっていることから、近隣一帯に人々が連綿と暮らしていた場所があった可能性があります。
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