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解説
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68区画の宅地を造成する稲葉南俣住宅地造成工事に伴い、平成5年度(1993)に約3,900㎡を発掘調査しました。この場所は、もともと長野県警察学校があった場所で、長野商業高校の野球グラウンドとなっていましたが、以前から裾花川の氾濫原であり遺跡がない地域として考えられてきました。開発計画に先立って試掘調査を実施したところ遺跡の存在を確認し、新たに八幡田沖遺跡として登録されました。 発掘調査は道路部分のみでしたが、奈良・平安時代の竪穴住居跡7軒、古墳時代後期の竪穴住居跡12軒と掘立柱建物跡2棟、古墳時代前・中期の竪穴住居跡6軒、弥生時代後期の溝跡などが検出されました。特に古墳時代の焼失住居跡からは、各時期の土器が良好なセット品として出土しています。 平成6年度(1994)には、信越郵政局研修所庁舎新築工事に先立ち約190㎡の発掘調査を行いました。奈良~平安時代前半の掘立柱建物跡1棟や土坑、溝跡などが検出されました
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