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解説
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長野市篠ノ井塩崎の千曲川沖積地に面する薬師山東麓には、多くの後期古墳が分布しており、池ノ上古墳は篠ノ井塩崎4550番地6の山腹に位置しています。 直径15.5m、高さおよそ4mの土石混合墳丘の円墳で、全長9.2mの両袖形横穴式石室が南に開口し、羨道(せんどう)の長さ5m、玄室(げんしつ)の長さ4.2m、奥壁幅1.4m、最大幅2.5m、高さ2.3mを測る。いわゆる胴張り形の平面プランと、天井部の幅が床面幅の半分となる顕著な持ち送り構造が特徴です。 出土遺物は知られていませんが、昭和44年(1969)9月10日に長野市史跡に指定されました。 時期を比定しうる根拠が少ないため、築造時期を推定することは難しいですが、おおむね7世紀代の築造と考えられます。長野盆地の横穴式石室については、近畿地方だけでなく下伊那地方や群馬県からの影響や、長野盆地の独自性など多角的な視野に基づいた研究が必要であり、この古墳はその重要な位置を占めています。
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