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解説
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奇妙山から南東~北西方向に派出する金井山の尾根頂部標高400~495m付近を中心として分布しており、近世北国街道谷往還ルートであった鳥打峠周辺を含めて18基の古墳により構成されています。 金井山の突端付近には456~458号墳の3基が立地し、中世山城が築かれた頂部には459~460、455号墳があります。北山・霞城支群と同様に、尾根上に立地する3支群の古墳の多くが盛土墳であることは、共通の特徴とされています。鳥打峠には461~464号墳の4基があり、道沿いに東側に下った標高370m付近には465~467号墳があります。平成5年(1993)には、鳥打峠線林道改良工事に先立って466号墳の緊急発掘調査が長野市埋蔵文化財センターによって実施されました。 また、北山支群の八幡神社周辺に分布している一群と同様に、金井山の東裾標高355~365m付近には、468~471号墳の4基が分布していますが、金井山の裾部は柴石の産地として採石場となっており、地形は大規模に改変されているため、既に湮滅した古墳は相当数あったものと考えられます。
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