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解説
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61区2次面では、礫床木棺墓(れきしょうもっかんぼ)を主体とする9基の木棺墓が集中して構築された墓域を検出しました。各木棺墓は近接して構築されており、調査区外も含めると総数は10基を超えるものと予想されます。 木棺墓の規模は墓坑長1.4~1.5mとほぼ均一ですが、主軸の方向は北西-南東を示すものと、これに直交する北東-南西を示すものに分かれています。木棺構造はすべて両短辺に小口穴が残るタイプですが、棺床については礫敷のものと非礫敷の2種が認められます。 各木棺墓間には規模や配置に均一性が認められ、この墓域が集団墓地的な性格であったことが窺われます。
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