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解説
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弥生時代後期の木棺墓跡です。墓壙は長さ2.4m、幅1.04~1.14mの長方形で、深さは23cmを測ります。組合せ式木棺を用いていたとみられ、小口板を固定するための深い掘り込みが短辺に沿って2か所検出されました。長側板の痕跡が長辺に沿って認められますが、向きが不揃いであることから、複数枚の板材を組み合わせて使用していた可能性があります。底板の痕跡は確認できていません。 出土した遺物には箱清水式土器の壺2点・高杯1点・鉢1点があり、すべて赤色塗彩されています。鉢を除く3点は棺内の床面から出土していますが、棺の上に置かれていたものなのか、棺の中に納められていたものなのかは不明です。
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