|
解説
|
胴部に穴があけられた壺形の土器をはそうといいます。須恵器に特徴的な器種ですが、駒沢祭祀遺跡1号祭祀遺構(土器集積遺構)からは土師器のはそうが2点出土しました。穴があけられていることを除けばどちらも他の土師器壺と似た形態であり、本来の須恵器はそうの面影は残っていません。大きさは、1が口径16.5cm、器高18.6cm、2が口径10.9cm、器高10.8cmを測ります。1の胴部の上半分には鋸歯文と円文、下半分には斜格子文が線刻されています。長野市と千曲市の境にある土口将軍塚古墳出土の円筒形埴輪にこれとよく似た鋸歯文があり、何らかの関連性が窺われます。
|