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解説
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幅7mm、長さ19mm、厚さ2mmを測る銅釧の破片です。銅釧は弥生時代後期の帯状円環型の腕輪で、41号住居からはこれを含めて3点の破片が出土しています。いずれも表面の状態がよく似ており同一個体の可能性がありますが、接合関係は認められません。この銅釧は板状に伸ばされ、短辺の中央に円孔が1か所穿たれていることから、垂飾に再加工されたものと考えられます。長辺の片側は銅釧の端部を残していますが、反対側は加工が施されて本来の幅は留めていません。また、円孔の周辺には加工時の整形痕が認められます。片側の面に付着物が観察されますが成分は不明です。
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