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解説
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平成4年(1992)・平成5年(1993)に行われた、市道松代東63号線道路改良事業に伴う発掘調査で出土した太型蛤刃石斧です。6号住居跡の柱穴内から見つかりました。太型蛤刃石斧は、弥生時代に主に樹木の伐採用に使われた大型の石器です。 全長22cm・幅7.0cm・厚さ4.5cmで、全体の幅に変化なく側面は平行です。石材は閃縁岩~ハンレイ岩で、全体はよく研磨されていますが、基端部には形を調整するための敲打痕が残っています。側面にはわずかに摩擦痕が残ります。刃部にはしっかりとした刃面を作らず、先端をなだらかな凸状に仕上げています。刃先に刃こぼれの痕跡はみられません。
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