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解説
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土鈴とは土で作られた鈴のことです。古くは縄文時代に長野県を含む中部高地で作られており、弥生時代は極めて少なくなるようですが、古墳時代になってふたたび見つかっています。 この土鈴は上九反遺跡の発掘調査の際、古墳時代の竪穴住居跡から発見されました。大きさは高さ6.7cm、幅5.4cmです。全体の形状は馬鐸という馬につける飾りに類似しています。つまみ状に整形された上部には穴が二つ開いており、底部にはスリット状の口が開いています。内部には小石が1点入っていて、現在でも振ると音が鳴ります。 長野市内では、このほかに本村東沖遺跡で2点、牟礼バイパスB地点で1点、籠沢遺跡で1点、計4点の土鈴が出土しています。形はそれぞれ違っていて、饅頭形や、鉄アレイ形、鼓形など様々です。
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