/ 4067ページ
画像
画像ビューア
文化財名 銅造観音菩薩立像
文化財名(かな) どうぞうかんのんぼさつりゅうぞう
欧文タイトル
資料名に関する注記
差出 作者
受取
製作者
年代 白鳳時代
年代終
員数 1躯
形態
寸法(図録用)
大きさ(縦)
大きさ(横)
大きさ(高さ)
材質
形態に関する注記
保存状況
収録時間
縮尺
その他の注記
言語
ISBN
ISSN
テーマ
地区別 若槻
関連する人物・団体
検索用時代区分_文化財 飛鳥時代
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  長野市から上水内郡飯綱町に通じる旧北国街道の田子の北端から、西北に山道を登ったところが山千寺である。この集落の上手に山千寺観音堂がある。山千寺は、戸隠山顕光寺の末寺であったが、明治維新ののち廃滅した。
 像高29.7㎝。髪は単髻(①たんけい)、毛筋はまばら彫りで、垂髪(すいほつ)は両肩にかかる。三面(②さんめん)頭飾(とうしょく)の正面に如来坐像の化仏(けぶつ)を浮き彫りにし、その左右の面には蕨手(わらびで)文様を刻む。胸飾(きょうしょく)は中央と左右に垂らして、それぞれに花飾りを付けている。天衣(てんね)は両肩から垂れて両ひじにかかり、さらに足元の台座の蓮肉上にまで届くが、両ひざ下の一部を欠失している。
 台座は蓮華座で、胡桃(くるみ)形の返花(かえりばな)の下に八角框(かまち)座を付け、その上面に波形文様を、側面に格狭間(こうざま)を刻んでおり、仏体とともに美しい装飾を施している。
 この像の大きな特徴は、体躯(たいく)の比率が異様なことで、体に比して顔が大きく、また手足の大きいことも注目される。

 写実を離れた面貌、口元に微笑をたたえたところ、衣文の形などに飛鳥仏(あすかぶつ)の面影を残している。
 見事な作で、県内最古の像としても最も珍重すべきものである。

注① 単髻(たんけい)・・・・・・髪を二束に束ねて髻(もとどり)にしたもの。
注② 三面(さんめん)頭飾(とうしょく)・・・・頭部の正面および左右両側の三面に宝飾を付けた宝冠。白鳳時代の菩薩像の一特徴にあげられる。
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所在 長野市大字吉
文化財番号 13
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 彫刻
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 国指定/重要文化財/昭和 12年5月25日/1937/5/25
上位階層目録ID
関連目録ID
manifest.jsonへのURL
参照データ
長野市行政地図情報
関連画像URL
自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳の言語
権利関係・二次利用条件 独自規定あり
原資料の利用条件
権利関係・利用条件に関する注記
緯度・経度・高度に関する注記
汎用フィールド01
キーワード
備考
汎用フィールド09
汎用フィールド10
汎用フィールド11
汎用フィールド12
汎用フィールド13
汎用フィールド14
汎用フィールド15
汎用フィールド16
汎用フィールド17
汎用フィールド18
汎用フィールド19
汎用フィールド20
汎用フィールド21
汎用フィールド22
汎用フィールド23
汎用フィールド24
汎用フィールド25
DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
/ 4067ページ