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文化財名 銅造観音菩薩立像
文化財名(かな) どうぞうかんのんぼさつりゅうぞう
欧文タイトル
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差出 作者
受取
製作者
年代 白鳳時代
年代終
員数 1躯
形態
寸法(図録用)
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言語
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テーマ
地区別 若槻
関連する人物・団体
検索用時代区分_文化財 飛鳥時代
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  長野市から上水内郡飯綱町に通じる旧北国街道の田子の北端から、西北に山道を登ったところが山千寺である。この集落の上手に山千寺観音堂がある。山千寺は、戸隠山顕光寺の末寺であったが、明治維新ののち廃滅した。
 像高29.7㎝。髪は単髻(①たんけい)、毛筋はまばら彫りで、垂髪(すいほつ)は両肩にかかる。三面(②さんめん)頭飾(とうしょく)の正面に如来坐像の化仏(けぶつ)を浮き彫りにし、その左右の面には蕨手(わらびで)文様を刻む。胸飾(きょうしょく)は中央と左右に垂らして、それぞれに花飾りを付けている。天衣(てんね)は両肩から垂れて両ひじにかかり、さらに足元の台座の蓮肉上にまで届くが、両ひざ下の一部を欠失している。
 台座は蓮華座で、胡桃(くるみ)形の返花(かえりばな)の下に八角框(かまち)座を付け、その上面に波形文様を、側面に格狭間(こうざま)を刻んでおり、仏体とともに美しい装飾を施している。
 この像の大きな特徴は、体躯(たいく)の比率が異様なことで、体に比して顔が大きく、また手足の大きいことも注目される。

 写実を離れた面貌、口元に微笑をたたえたところ、衣文の形などに飛鳥仏(あすかぶつ)の面影を残している。
 見事な作で、県内最古の像としても最も珍重すべきものである。

注① 単髻(たんけい)・・・・・・髪を二束に束ねて髻(もとどり)にしたもの。
注② 三面(さんめん)頭飾(とうしょく)・・・・頭部の正面および左右両側の三面に宝飾を付けた宝冠。白鳳時代の菩薩像の一特徴にあげられる。
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所蔵機関 長野市文化財課
所在 長野市大字吉
文化財番号 13
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 彫刻
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 国指定/重要文化財/昭和 12年5月25日/1937/5/25
上位階層目録ID
関連目録ID
manifest.jsonへのURL
参照データ
長野市行政地図情報
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自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳の言語
権利関係・二次利用条件 独自規定あり
原資料の利用条件
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キーワード
備考
告示番号
標柱情報 平成16年度/令和3年度建て替え
解説板情報 昭和55年度(令和6年3月落石の直撃により倒壊)
案内板情報 なし
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DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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