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文化財名 紙本墨書源氏物語事書
文化財名(かな) しほんぼくしょげんじものがたりことがき
欧文タイトル
資料名に関する注記
差出 作者
受取
製作者
年代 鎌倉時代(貞永1232 か 文永元年1264)
年代終
員数 1巻(16紙)
形態
寸法(図録用)
大きさ(縦)
大きさ(横)
大きさ(高さ)
材質
形態に関する注記
保存状況
収録時間
縮尺
その他の注記
言語
ISBN
ISSN
テーマ 5善光寺・門前町に息づく歴史文化と祭礼
地区別 第二
関連する人物・団体
検索用時代区分_文化財 鎌倉時代
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  天養2年(1145)に書写された維摩経(ゆいまきょう)の裏に書かれているもので、紙数18枚の巻物になっている。
 巻末には「富士山麓に露の宿りをしてものの噂をしたついでに、仏前の経巻の裏に書きつけた」という意味のことが記してあり、最後に「□永元年梅月日実朝抛(ほう)筆」とある。
 永の上の字は破れていて読めないが、奥書の中に「名は鎌倉辺の主とも云うべし」とあり、また、将軍実朝と同名だとことわっているので、時代はそれ以後である。流麗な草仮名で書かれており、室町時代までは下らないと思われるので、貞永元年(1232)か文永元年(1264)のいずれかであろう。
 内容は、源氏物語の由来、巻数、作者、内裏(だいり)の名称などの解説、巻頭の桐壺以下3巻のあらすじと、その巻名の出所などの説明である。
 紫式部が一条天皇の皇后上東門院の命により、石山寺にこもってこの物語を書いたこと、天台60巻になぞらえて60帖の予定で書き始めたと説くなど、仏教的な解釈が多い。また54帖のうち、6巻は内裏の宝蔵に秘蔵されていて世には伝わらないなどの珍しい説もみえる。
 この「事書」が大勧進に伝来した事情は全く不明だが、源氏物語の古注として、また、たいへん美しい草仮名で書かれていることからも貴重な文書である。
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所在 長野市大字長野元善町
文化財番号 20
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 書跡
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 国指定/重要文化財/昭和 9年1月30日/1934/1/30
上位階層目録ID
関連目録ID
manifest.jsonへのURL
参照データ
長野市行政地図情報 https://www2.wagmap.jp/nagano/Map?mid=24&fid=125-48&mps=5000
関連画像URL
自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳の言語
権利関係・二次利用条件 独自規定あり
原資料の利用条件
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DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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