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文化財名 真田信重霊屋、附前机1脚、釣燈籠2個
文化財名(かな) さなだのぶしげたまや、つけたりまえづくえいっきゃく、つりどうろうにこ
欧文タイトル
資料名に関する注記
差出 作者
受取
製作者
年代 慶安元年(1648)
年代終
員数 1棟
形態
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テーマ 4松代城下町に伝わる武家文化
地区別 松代
関連する人物・団体
検索用時代区分_文化財 江戸時代
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  西楽寺は天正2年(1574)、西条氏が開基した浄土宗の寺。松代真田家初代信之の三男隼人正(はやとのしょう)信重の帰依(きえ)寺だった。
 信重は慶安元年(1648)、武蔵国鴻巣(こうのす)で病死し、同地の勝願寺に葬られたが、生前の関係により同年西楽寺に霊屋を建立し、信重と内室の位牌を安置している。
 寺の南にある霊屋は、方三間でこけら葺(ぶ)きとしている。回縁と向拝が付き、正面は中央に花狭間(①はなざま)付き桟唐戸(さんからど)をつる。左右は連子(れんじ)窓で、柱上に出組をおき、中備(なかぞなえ)は蟇股(かえるまた)と蓑束(みのづか)、軒(のき)は一軒(ひとのき)の繁垂木(しげだるき)とする。
 内部は前面一間通りを外陣とし、格子戸で内陣を区画して、外陣に鏡天井(②)、内陣に格天井(ごうてんじょう)を張る。内陣の奥に禅宗様(ぜんしゅうよう)(唐様(からよう))仏壇を据え、阿弥陀像と信重夫妻の位牌を置く。内・外陣の境の中備に、45度方向に肘木(ひじき)が出た組物をおくのは、中国には古くあるが日本ではほかに例がない。全体に古風で細部の手法が洗練されており、近畿地方の工匠の手になるものと考えられている。
 内陣仏前の前机1脚と釣灯籠2個は霊屋建立時のもので、前机には慶安元年10月、釣灯籠には慶安2年2月の銘がある。

 注① 花狭間(はなざま)・・・縦横あるいは斜めに組んだ格子に、花形や葉形の装飾片を付けたもの。
 注② 鏡天井・・・板を並べて張った平たい天井。
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所在 長野市松代町西条
文化財番号 24
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 建造物
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 国指定/重要文化財/昭和 46年6月22日/1971/6/22
上位階層目録ID
関連目録ID
manifest.jsonへのURL
参照データ
長野市行政地図情報 https://www2.wagmap.jp/nagano/Map?mid=24&fid=320-48&mps=5000
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自治体史掲載
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既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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