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文化財名 開善寺経蔵附棟札1枚
文化財名(かな) かいぜんじきょうぞうつけたりむなふだいちまい
欧文タイトル
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差出 作者
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製作者
年代 万治3年(1660) 建立
年代終
員数 経蔵1棟
形態
寸法(図録用)
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材質
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ISSN
テーマ 4松代城下町に伝わる武家文化
地区別 松代
関連する人物・団体
検索用時代区分_文化財 江戸時代
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  開善寺は舞鶴山の北のふもとにある真言宗の寺である。真田信之が寛永元年(1624)、氏神である白鳥神社を小県郡から移したとき、同時に開善寺も移して同社の別当寺とした。
 経蔵は万治3年(1660)の建築で、方三間、宝形(ほうぎょう)造り、茅葺(かやぶき)であったが、のちに鉄板を被せている。正面中央に桟唐戸(さんからど)をつり、左右を連子(れんじ)窓、ほかは板壁にして、桟瓦葺(さんがわらぶき)の裳階(もこし)は吹放ちにしている。
 母屋は円柱上に台輪(だいわ)をおき、組物は出組である。中備(なかぞなえ)は中央を組物、左右を蓑束(みのづか)とし、隅の組物から象鼻(木鼻(きばな)の一種)を出す。裳階は面取りの角柱を用い、組物は三ッ斗で、前後に木鼻を出した珍しい形をとっている。
 内部は総板張りで、格天井(ごうてんじょう)を張り、中央に八角の輪蔵(りんぞう)をおく。この輪蔵は各面に両開き扉を付け、内側に作った棚に大蔵経(だいぞうきょう)(天海版一切経)を納めている。
 細部の手法は地方作の色が濃いものだが、輪蔵を安置した経蔵としては信濃でもっとも古いものである。
 なお経蔵の建立を示す棟札(むなふだ)には、「万治三庚子年」の記銘があり、この棟札も附(つけたり)として県宝に指定されている。
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所在 長野市松代町西条
文化財番号 45
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 建造物
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 県指定/県宝/昭和 41年10月3日/1966/10/3
上位階層目録ID
関連目録ID
manifest.jsonへのURL
参照データ
長野市行政地図情報 https://www2.wagmap.jp/nagano/Map?mid=24&fid=328-48&mps=5000
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自治体史掲載
出版物・関連資料
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権利関係・二次利用条件 独自規定あり
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既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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