/ 4067ページ
画像
画像ビューア
文化財名 木造百万塔
文化財名(かな) もくぞうひゃくまんとう
欧文タイトル
資料名に関する注記
差出 作者
受取
製作者
年代 770年(宝亀元年)
年代終
員数 1基
形態
寸法(図録用)
大きさ(縦)
大きさ(横)
大きさ(高さ)
材質
形態に関する注記
保存状況
収録時間
縮尺
その他の注記
言語
ISBN
ISSN
テーマ
地区別 第二
関連する人物・団体
検索用時代区分_文化財 奈良時代
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  百万塔は天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)の恵美押勝(えみのおしかつ)(藤原仲麻呂)の乱が治まってのち、孝謙天皇の宝亀元年(770)に押勝の追福のために造られたものである。木造三重の小塔で100万基造り、十大寺に10万基ずつ納めたというが、みな滅び、ただ法隆寺ものだけが伝えられてきた。
 明治41年5月、法隆寺は百万塔の一部を譲与して同寺の基金とした。寛慶寺・大本願・往生寺・西光寺の百万塔はこのとき譲り受けたものである。
 塔は平面が円形の三層塔形で、総高21.5㎝。直径は、基礎下面10.5㎝、同上面10.1㎝、一層9.1㎝、二層8.5㎝、三層7.5㎝である。

檜材の轆轤(ろくろ)挽(び)きで、円形の基部の上に三層塔を共木で彫り出し、上部から円形の穴をあけて相輪(①)を差しこんでいる。相輪の下の穴には木版印刷の陀羅尼(②だらに)が納められているが、これは世界最古の印刷物である。
 大本願のものはほとんど完全だが、寛慶寺のものは二・三層と相輪に少し欠けたところがあり、往生寺のものは相輪の下半部が少し傷んでいて、陀羅尼が失われている。また、西光寺のものは相輪の部分が少し欠け、経巻はその一部に傷みがあるが、ほぼ完全に保存されている。 

注①相輪・・・仏塔の上にある金属の部分の名称。ここでは木製であるが、相輪をかたどったもの
 注②陀羅尼(だらに)・・・梵語(サンスクリット)の長文の呪文(じゅもん)
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所在 長野市大字長野元善町
文化財番号 73
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 工芸品
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 市指定/市指定有形文化財/昭和 42年11月1日/1967/11/1
上位階層目録ID
関連目録ID
manifest.jsonへのURL
参照データ
長野市行政地図情報 https://www2.wagmap.jp/nagano/Map?mid=24&fid=128-48&mps=5000
関連画像URL
自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳の言語
権利関係・二次利用条件 独自規定あり
原資料の利用条件
権利関係・利用条件に関する注記
緯度・経度・高度に関する注記
汎用フィールド01
キーワード
備考
汎用フィールド09
汎用フィールド10
汎用フィールド11
汎用フィールド12
汎用フィールド13
汎用フィールド14
汎用フィールド15
汎用フィールド16
汎用フィールド17
汎用フィールド18
汎用フィールド19
汎用フィールド20
汎用フィールド21
汎用フィールド22
汎用フィールド23
汎用フィールド24
汎用フィールド25
DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
/ 4067ページ