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文化財名 木造百万塔
文化財名(かな) もくぞうひゃくまんとう
欧文タイトル
資料名に関する注記
差出 作者
受取
製作者
年代 770年(宝亀元年)
年代終
員数 1基
形態
寸法(図録用)
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大きさ(横)
大きさ(高さ)
材質
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保存状況
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言語
ISBN
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テーマ
地区別 第二
関連する人物・団体
検索用時代区分_文化財 奈良時代
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  百万塔は天平宝字八年(764)の恵美(えみの)押勝(おしかつ)(藤原仲麻呂)の乱が治まってのち、孝謙天皇の宝亀元年(770)に押勝の追福のために造られたものである。木造三重の小塔で100万基造り、十大寺に10万基ずつ納めたというが、みな滅び、ただ法隆寺ものだけが伝えられてきた。
 明治四十一年五月、法隆寺は百万塔の一部を譲与して同寺の基金とした。寛慶寺・大本願・往生寺・西光寺の百万塔はこのとき譲り受けたものである。
 塔は平面が円形の三層塔形で、総高21.5㎝。直径は、基礎下面10.5㎝、同上面10.1㎝、一層9.1㎝、二層8.5㎝、三層7.5㎝である。

檜材の轆轤(ろくろ)挽(び)きで、円形の基部の上に三層塔を共木で彫り出し、上部から円形の穴をあけて相輪(①)を差しこんでいる。相輪の下の穴には木版印刷の陀羅尼(②だらに)が納められているが、これは世界最古の印刷物である。
 大本願のものはほとんど完全だが、寛慶寺のものは二・三層と相輪に少し欠けたところがあり、往生寺のものは相輪の下半部が少し傷んでいて、陀羅尼が失われている。また、西光寺のものは相輪の部分が少し欠け、経巻はその一部に傷みがあるが、ほぼ完全に保存されている。  
   
注①相輪・・・仏塔の上にある金属の部分の名称。ここでは木製であるが、相輪をかたどったもの
 注②陀羅尼(だらに)・・・梵語(サンスクリット)の長文の呪文(じゅもん)
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所在 長野市大字長野東之門町
文化財番号 74
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 工芸品
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 市指定/市指定有形文化財/昭和 42年11月1日/1967/11/1
上位階層目録ID
関連目録ID
manifest.jsonへのURL
参照データ
長野市行政地図情報 https://www2.wagmap.jp/nagano/Map?mid=24&fid=16-48&mps=5000
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自治体史掲載
出版物・関連資料
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DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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