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文化財名 妻科庚申講人別帳及び用具一式
文化財名(かな) つましなこうしんこうにんべつちょうおよびようぐいっしき
欧文タイトル
資料名に関する注記
差出 作者
受取
製作者
年代 1629年(寛永6年)~1953年(昭和28年)
年代終
員数 用具1式(①掛軸(桐箱入 庚申神) ②五合枡 ③庚申神 供奉用器 ④-1膳入用箱 ④-2膳 ⑤-1椀入用 箱 ⑤-2椀)
形態
寸法(図録用)
大きさ(縦)
大きさ(横)
大きさ(高さ)
材質
形態に関する注記
保存状況
収録時間
縮尺
その他の注記
言語
ISBN
ISSN
テーマ
地区別 第四
関連する人物・団体
検索用時代区分_文化財 昭和以降
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  庚申信仰は、陰暦で六十日に一度、一年に六回めぐってくる庚申の日に行う講儀礼である。
 中国の道教書(抱朴子(ほうぼくし) ― 内篇微子)の中で、人間の体内にいる三尸(さんし)という虫が庚申の夜に体をぬけ出して天に上り、天帝に人の罪を告げるとされており、それによって天帝に命を縮められることのないようにと、この夜は徹夜するのである。
 妻科の庚申講中は十三人の講員で組織されるもので、次のような特徴がある。

① 庚申講会は一年に十二回庚申あたり月と申の日に開催する
② 庚申講、勤行の呪(とな)え言は南無阿弥陀仏を全員で唱和する
③ 大師講(納め庚申)には朝から頭屋に集合、入浴潔斎して、餅つき、精進料理、煎(い)り豆などを作る
④ 庚申講人別帳(講員共有記録)は、寛永六年(1629)正月から昭和二十八年十二月までの記録
④については、一年ごとに一枚の和紙を使った筆記録で、毎月の当番順に講員の氏名を記し、その周囲の余白に一年間の重大事項をまとめて記入している。この記録は庚申信仰誌としては我が国で最古のものとされている。

 善光寺をはさんで、妻科・中越の両翼地域にこのような民間信仰集団が現存することは、当文化圏の深大さを示すものといえよう。
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所在 長野市小島田町(長野市立博物館)
文化財番号 94
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 有形民俗文化財
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 市指定/市指定有形民俗文化財/昭和 42年12月20日/1967/12/20
上位階層目録ID
関連目録ID
manifest.jsonへのURL
参照データ
長野市行政地図情報 https://www2.wagmap.jp/nagano/Map?mid=24&fid=396-48&mps=5000
関連画像URL
自治体史掲載
出版物・関連資料
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DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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