|
解説
|
ビャクシン(柏槇)はヒノキ科の植物で、本州・四国・九州に自生し、朝鮮半島・中国にも分布している。山上に自生することもあるが、多くは海岸近くに分布するものである。 イブキ(伊吹)またはイブキビャクシンともいい、長野市内ではヒムロと呼んでいるところもある。イブキはその産地のひとつである伊吹山から名づけられ、ビャクシンは柏子からの変化といわれている。 園芸品種には全形が球形のタマイブキ、新芽が黄色のキンイブキ、白色のギンイブキ、また、大阪府下の地名をつけたらしいカイヅカイブキ(貝塚伊吹)などがある。盆栽として観賞されることもあるが、庭園や社寺の境内に植えられることが多く、この指定木のように高木となるものもある。 指定のビャクシンは樹高約25m、幹の周囲4.48mで、この種の樹木としてはまれに見る巨木であり、樹勢もよく、その樹姿も優れている。
|