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解説
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真田家初代真田幸隆以来、真田家に代々伝来する381通の文書である。 天文19年(1550)7月2日、武田晴信(信玄)から真田幸隆にあてて出した領地宛行(あてがい)状をはじめとして、昌幸・信之・信政・幸道らの関係のものを主とし、幸道から幸教までの幕府からの領地状・領地目録および真田家民政に関する文書・条目が含まれている。 そのおもな内訳は、武田信玄(2)・同勝頼(3)・豊臣秀吉(19)・同秀次(2)・同秀頼(3)・石田三成(15)・豊臣氏五奉行連署状(10)・大谷吉隆・上杉景勝・毛利輝元・宇喜多秀家・細川忠興・浅野幸長・徳川家康(12)・同秀忠(24)・同家光(29)・幕府老臣連署状(35)などのほか、松城本丸・三の丸備道具目録、信安時代の道橋・職・町奉行および郷村の条目などである。 中には、明治初年に旧家臣が家伝来の文書を真田家に差し出したものもある。 これらの文書は昭和41年5月、真田幸治氏から松代町に寄付され、松代町が長野市に合併して長野市の所有となった。
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