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解説
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この木は、カスミザクラと共に百舌原区の十二社境内にあり、御神木として地域住民から大切に守られてきた大木である。 十二社は、丘を平らにして南北に長く造られており、境内の東境に沿って南にカスミザクラ、北にこのシナノキが並列している。 このシナノキの大木は、幹囲2.13m、地上約2.5mで大枝に分かれ樹高約21.5m、枝張り東西25m 南北18mである。
シナノキは「科の木」で信濃の古名「科野」もこれに由来するともいわれている。県内各地の山林地にも分布するが、県内の巨木は碓氷峠の熊野皇大神社境内や東部町(現東御市)の湯の丸高原への街道端などに見られる。 長野市ではシナノキを市木として選定したが、市内には巨木は見られず、この木が現在のところ最大のものと思われる。この意味では貴重な存在である。
(長野県指定天然記念物候補物件調査票より:調査者 竹内氏)
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