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解説
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江戸後期から伝えられてきた桐原牧神社の藁馬奉納の行事は、奉納する者、奉納の形、奉納馬など著しくその形を変えている。しかし藁馬を奉納し、お祓いを受け、生産と繁栄を祈願する神事は引き継がれている。 享和2年(1802)の文書には、往古より各家では藁で馬を作り、供物を背負わせて神前に奉納したという記述がある。また、かつては各家で藁馬を作り、藁包に赤飯を入れたものを背負わせて、神社に奉納していた。 現在では、地元の保存会が作った藁の牡馬が、毎年3月8日桐原牧神社春祭りに奉納され、宮司のお祓いを受けた後、参拝者に抽選の上配られる。各家は、子孫繁栄などを願って神棚に供えている。また、記録の作成や伝承者の育成などを行い、藁馬作りの技術の保存に努めている。
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