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解説
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浅野と大倉との旧村境に建てられている。現状の高さは105cm、最大幅70cmの自然石に梵字と「疫神除」の文字が刻まれている。建立年代は不明であるが、疫病に対する予防医学の未発達な時代に生まれた信仰を伝えるもので、村へ様々な伝染病・悪性流行病をもたらすという疫(厄)病神の侵入を防ぐために、村境に「疫神除け」を建てたり、あるいは猛威を振わないように丁重に迎え入れ、丁重に村境から送り出す「疫神送り」等が盛んに行われた。無病息災を願う小正月の「どんどやき」もその一つである。浅野は古くから交通の要所であり、そのために疫病が頻繁に流行した事を物語っている。現在は「赤地蔵さん」と呼ばれている。
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