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解説
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この山車は、平面は正面柱間が5尺2寸、奥行きは4尺8寸・5尺5寸となっていて、製作年は不明である。 各部の彫刻は、舞台部分では、欄間は竜、正面の唐破風内部は松・鶏、破風には飛竜、屋根の上の鬼板には竜、内部天井には竜の彫刻が付いている。囃子方部分は、窓下に、正面は波・千鳥、左右側面は波・おしどり、背面は波・亀の彫刻がある。窓枠は正面が竜、左右側面が紗綾形の地紋彫(部材全体に文様を彫ったもの)に牡丹の浮彫があり、背面では麻の葉の地紋彫に牡丹・雷紋の浮彫を付けている。欄間は正面が竜、左右側面が桐・鳳凰、背面が牡丹・唐獅子の彫刻である。背面の唐破風は、内部は亀・仙人・唐子、破風には鶴の彫刻が付いている。 窓枠を彫刻でなく地紋彫としているので、彫刻がいっそう引き立っているのがこの山車の特色である。 現在は鬼無里ふるさと資料館に展示されている。
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