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解説
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この山車は、嘉永4年(1851)に屋台の軸組と彫刻の一部が作られ、明治28年(1895)に残りの彫刻が付け加えられた。 平面は、正面柱間が4尺7寸、奥行きは4尺・5尺4寸で、指定されている4台のなかでは一番小さく、素朴なものである。舞台部分の床が正面の柱より前に張り出しているのが、他の屋台と異なっている。 各部の彫刻は、舞台部分では、欄間は正面が竜、左右側面が松・鶴、正面の唐破風内部には牡丹・籠彫の手鞠をもつ唐獅子、破風には麒麟をつけている。内部の天井には彫刻はなく、囃子方部分では、正面が竜、左右と背面は彫刻はなく黒漆塗としている。欄間は四面とも竜、背面の唐破風内部は松・鶴、破風には飛竜をつけている。 現在は鬼無里ふるさと資料館に展示されている。
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