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解説
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朝日社は、集落上の台地に文珠堂(寛政7年(1795)建立、大正12年改築)・額堂(大正12年建立)とわずかに離れた位置にある。もとは天思兼命を祀っていたが、加茂神社に合祀され、建物のみは残っている。 社殿は間口2間、奥行3間半の入母屋造・妻入の建物で、内は外陣と内陣にわかれ、内陣には須弥壇があり、見世棚造の小規模な社殿が2棟安置されている。 朝日社の外回りの部材は虹梁の絵様から幕末のものと考えられるが、内部の大虹梁や内陣・外陣境の円柱、虹梁、台輪、三斗・実肘木、中備蟇股などは17世紀後期の様式をもっている。仏堂形式をとっているので、文珠堂の前身建物の部材をもって造られたのではないかと推定される。
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