解説
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祝神社は松代町方の総鎮守神、産土神(うぶすながみ)として地元で親しまれ、松代藩主真田家の帰依も厚かった。 祝神社拝殿は文化12年(1815)に建てられたもので、桁行(けたゆき)7間、梁間(はりま)3間規模、入母屋(いりもや)造、桟瓦(さんがわら)葺、妻入(つまいり)の社殿である。正面向拝は唐破風(からはふ)付きで、彫刻で飾る。内部は2室で、奥間の床を一段高くする。正面1間を吹放し、3方に縁を廻す。鬼瓦には、真田家の家紋である六連銭(むつれんせん)を表す。本殿と同年代の建立一体となって歴史的景観を形成している。
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