|
解説
|
恩田家住宅主屋のある竹山町は、元和8年(1622)の真田家移封(いほう)後に造られた武家町である。町の北には藩の重役の屋敷が、南には中級家臣の屋敷が築かれた。 この建物は、東西に長い敷地に大きく前庭を取って建っている。桁行(けたゆき)5間半、梁間(はりま)3間の木造平屋建で、切妻(きりづま)造、桟瓦(さんがわら)葺としている。西面に1間の金属板葺の下屋をつけて玄関とし、玄関脇に円形の下地窓を開いている。また、南と北に瓦葺庇(ひさし)の縁が付いている。竹山町の武家住宅の形式を残した建築となっている。建築年代は大正14年(1925)頃と考えられ、竹山町の武家屋敷が近世家屋から近代家屋に変遷を遂げた時期に建てられた建物である。
|